2016.06.16

不動産投資家から見た海外ロングステイと海外移住の魅力

海外にロングステイや移住は不動産投資でアーリーリタイヤを目指す人にとって、憧れの活動の一つ。今回、海外、とくに東南アジアでのロングステイや移住についての魅力について語っていただきました。国際税務事務所の税理士さんによる不動産にかかわる連載コラム。

不動産投資家から見た海外ロングステイと海外移住の魅力

(この記事は満室経営新聞4号・2010年7月に掲載された連載「国際税理士が語る海外満喫ガイド 海外ロングステイと海外移住の魅力」です)

今回からは、むずかしいゼイキンの話は抜きに、海外ロングステイ・海外移住について、実体験を交えながら、その魅力についてご紹介していきたいと思います。

ロングステイ希望国4位のタイ

バンコクでの駐在から帰国したのが、今からちょうど2年くらい前。バンコクには、多くの日本人が住んでいるため、子供と一緒でも比較的安心して生活することができる。伊勢丹や紀伊国屋書店、大戸屋やモスバーガーもあり、納豆も手に入る。ゴルフやプーケットなどにも気軽に行けて、マッサージ・スパは格安だ。トムヤム・クンは本場に限る。 日本語通訳が常駐している病院は、高級ホテルさながらの豪華さを誇る。親日で仏教国、地震もなく、街には活気があり微笑みも絶えない。こんな夢のような楽園がタイ・バンコクである。

まずは、海外ロングステイ先として日本人に人気が高い国、また、生活環境が良い国のランキングを見てみよう。

■ロングステイ滞在希望国(2008年度)

1位マレーシア
2位オーストラリア
3位ハワイ
4位タイ
5位ニュージーランド
(財団法人ロングステイ財団アンケート調査資料より)

第二の故郷タイが4位にランクされている。日本人にとって住みやすく安定した人気があることがうかがえる。また、実弟が住んでいるニュージーランドも5位にランクイン。移住してみたい国の一つでもある。

■世界生活環境調査(2010年度)

1位ウィーン(オーストリア)
4位オークランド(ニュージーランド)
10位シドニー(オーストラリア)
28位シンガポール
31位ホノルル(ハワイ)
40位東京
118位バンコク

このランキングは、世界各都市の政治・経済・文化などの項目について総合的に評価したもので、現地での生活が東京などに比べてどの程度充実したものなのかを知ることができる。タイが118位と低迷しているは、政治的なゴタゴタのせいであろう。

医療や言葉・治安も問題ない

記事中写真

タイの医療水準は概して高い。ホテル並みの施設とサービスに加え、高度な医療技術を低価格で受けられるメディカルツーリズム(観光と医療サービスをセットにしたパッケージツアー)に参加する日本人も多い。

海外移住をするにあたり不安に感じることは、医療であったり、言葉、治安、住環境、食事などが主なものである。
バンコクには、ホテル並みの病院があり、市内では比較的英語も通じる。治安というと、クーデターやデモなどはあるが、「スクンビット」というタイ中心部の日本人居住区は安全である。
ただ、タイに駐在して5ヵ月目にクーデターに遭遇した時はさすがに驚いたが、統計的に5年1度、クーデターが起きていることを考えると、こればかりはしょうがない。
あとは、渋滞がひどく空気が悪いことを除けば、不安という不安はない。
食事はラーメン屋だって、回転寿司だって事欠かない。こうした生活環境は、実際に生活してみないと分からないので、移住する前に、数か月のロングステイは欠かせないであろう。「微笑みの国」に、コップン・カップ(=日本語で“ありがとう”)。

次回は、「海外移住の具体的な手続き方法」についてお話しします。

田邊国際税務事務所・代表税理士・田邊政行
横浜国立大学大学院修了後、サイエンス・セミナー企画運営会社を経て、税理士に。
PricewaterhouseCoopersバンコク事務所での駐在経験を活かした、グローバルな人・もの・お金の移動に係わる税務コンサルティングを得意とする。2008年7月、田邊国際税務事務所を開設。国際相続や海外移住など国際税務に特化したサービスを展開している。DVD「資産防衛に有利今、話題の国際税務節税」好評発売中。http://www.itax-japan.com/

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