2016.06.27

女性管理業者のシェアハウス物件記4~近隣クレーマーへの対処法はない!?唯一の方法とは?

管理シェアハウスでの近隣クレーマーコラム。4回目の今回は、根本的な解決法について。買ってしまった物件の近隣がクレーマーだったら、対処の方法なんてそもそもあるんでしょうか?延々続いて、退去者ともなれば収支も悪化、売却にしても買いたたかれるかもしれません。対処法はあるんでしょうか?

女性管理業者のシェアハウス物件記4~近隣クレーマーへの対処法はない!?唯一の方法とは?

(この記事は満室経営新聞4号・2010年7月に掲載された連載「ドキュメント近隣対策」の記事「迷惑おばさん騒動その4」です)

対処法がないからこそ、事前調査を

そんなこんなで3年目の秋。
恨みのあまり、迷惑おばさんの家を焼いた放火犯の敷地に、大型共同住宅が建設されることになりました。これからしばらくは迷惑おばさんの関心の大半は、その工事に向かうでしょう。少しの間かもしれませんが私たちにも今、心の平穏が訪れています。

当社がこの物件の管理を請け負うまでは、彼女の家の反対側のお宅の少年がいつも被害の対象になっていたと聞きました。その少年の代わりに大人の私たちが彼女の相手を引き受けたと考えれば、苦労もどうということはないような気がします。そして現在進行中の近隣の建築工事に彼女が気を取られている間に、オーナー様の弁護士が頑張ってくれることを心から祈っております。

結論として大変残念なことですが、迷惑おばさんと表現したようなに近隣問題に対しての決定的な対処法というものは存在しないと思います。異常者と常識人がいればまともなほうが耐えるしかないのが世の常。横車を引いたほうが勝ちなのです。きわめて農耕民族的な解釈ですが、これはもう天災に近いものです。 あきらめましょう。

ただ、天災よりも救われる点があります。それは「選択肢がある」ということ。新規に物件を購入する場合は事前の調査により回避が可能ですし、所有した後は売却が可能だということです。

コストは、「確実な利益への必要経費」と考える

問題のある隣人の存在は、不動産にとって大きなリスクの一つです。購入前のリサーチは慎重におこなってください。不動産のリサーチをプロに依頼したり、建築物のインスペクティングサービス等を利用してリスクヘッジをすることも大変重要だと思っております。私の周囲の成功しているプロの不動産投資家や転売業者さん達はこのようなサービスを、「確実な利益への必要経費」と考えて上手に利用しています。

また、購入前に周辺調査も含めて、クライアントの立場に立ち、継続、将来支出の算出と出口のシミュレーション及び検証してくれるコンサルタントもいます。こういったブレーンに依頼すれば安心でしょう。フィーもリスクのことを考えれば微々たるものです。

なんといっても餅は餅屋です。不安な部分、わからない部分はプロに任せてリスクを回避するということは、これからの投資のスタイルになっていくと思います。

投資家はマゾであれ!?

ただしそういったプロのコメントは、非常に耳に痛いことが多く、必ずしも投資を進めるとは限りません。不愉快になる場合もありますので、心構えが必要でしょう。

そういった意味では不動産投資家はマゾヒストで有る必要があります。いや、不動産に関わる人間は、我々も含めてマゾヒストでないとやっていられないのかもしれません(笑) ちなみに、そんなマゾヒスト(?)の投資家に、さらに鞭を打ってくれる勉強会があります。不動産界のそれぞれのプロ達が、通常は隠されている不動産の落とし穴や、耳をふさぎたくなるような恐ろしい実態、そのほか本人達が長年培ってきた秘密のノウハウを赤裸々に伝え、実際のフィールドワークに繰り出す、世にも恐ろしく厳しい塾。その名は「週末不動産塾」。名前はフツーですが、一度踏み込んだらもう、その世界の虜になってしまうかもしれないので余程の覚悟がないと参加してはいけないと思います。

私もこの塾では講師としてマスタービジネスコースのシェアハウス運営のコマを担当しています。普段は完全に「M」として業務を全うしている私も、この塾でコマを担当する時には真正「S」の女王として鞭をビシビシ振り回しております。ご興味のある方は是非サイトを覗いてみてください。コスプレでの参加も自由です。もし講師に対しても希望のコスプレがあればリクエストも可能ですので個別に相談してみてください。

チューリップ不動産株式会社・代表 水谷紀枝
大学卒業後にデザイン会社に就職し、結婚のため退職。専業主婦をしながら、宅地建物取引主任者の資格を取得し仲介業者として独立。子育てしながら働くために、物件を借り上げて賃貸収入を得るサブリース事業に着目し、働く女性に特化したシェアハウスを考案。シェアハウスという箱だけでなく、女性の自立のためのプログラム開発も視野に入れた事業を展開中。
http://www.tulip-e.com/

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