2015.11.26

模倣厳禁!「やっちゃった」変な間取りを見つめるマッドマドリストに直撃インタビュー!

時々、ネタになるようなおかしな間取りがありますよね。部屋のど真ん中にトイレ、どこからも入れない浴室、省略マークがついているほどの広いお部屋…。そんな間取りを見つめ続けた方マッドマドリスト・佐藤和歌子氏をゲストとしてお迎えし、変な間取りについてお聞きしてみました。

模倣厳禁!「やっちゃった」変な間取りを見つめるマッドマドリストに直撃インタビュー!

(この記事は満室経営新聞13号・2011年5月に掲載された特集「個性派賃貸AtoZ」の記事「模倣厳禁!「やっちゃった」間取り特集」です)

いったいこんな間取りに誰が住むのだろう?謎だらけの配置に、クスッと笑ってしまうお題が付けられた「間取りの手帳」は、MADORIST(マドリスト)を名乗る間取りファンから絶大な人気を集めています。今回は著者である佐藤和歌子さんをお招きし、コミカルでありつつも、そのするどい着眼点を探ってみました。変な間取りの入居募集に苦戦していた大家さん必見。空室解消の間取り別アプローチ方法をお届します。

ゲスト:佐藤和歌子氏
1980年、川崎市生まれ。間取り収集家、マッド・マドリスト。
学生時代から「間取り通信」を発行。2003年3月に刊行された『間取りの手帖』が話題となり、『タモリ倶楽部』にも出演。 著書『間取りの手帳』、『間取り相談室』、『montagvol.01』、『悶々ホルモン』など。

<インタビュアー:けいすけ(満室経営新聞編集長)、エミゾウ記者>

編集長
いきなりですが(笑)、なぜ間取りにそんなに心が魅かれたのですか?

佐藤
引っ越しに憧れがあったからだと思います。出身は川崎で、大学は充分実家から通える範囲だったんですが、地方とか出てきた人がひとり暮らしをしているのを見ると、大学生活って感じがしていいなぁって思っていたりしていて。引っ越しをする予定も資金もなかったので、住宅情報誌を見て疑似体験的に楽しんでいたんです。

編集長
僕らは、読者さんを含めて貸す方の立場なので気になるのですが、そういう賃貸情報誌をどんな気分で読んでいたりするのですか?

佐藤
とにかく沢山の情報が掲載されているので、割と普通に、雑誌として楽しめるなという感じで見ていました。
作りとしては、求人誌と似ていますが、求人誌だと、「このお給料は絶対怪しい…」とか、「この仕事は無理無理!」と考えてしまうのに、賃貸情報誌だと不思議と住める気分になってきちゃうんですよ。家賃100万の部屋なんて住める訳絶対ないのに「もし…住むとしたら?」と、夢が広がると言うか。
私だけじゃなく、日曜日の不動産折り込みチラシを見るのが好きな方は結構いると思いますよ。私も最初はただ見ては楽しんでいたんですが、そのうち、「ちょっとこれは、どういう事~?」という、一度見ると忘れられない間取りを発見して。雑誌はある程度溜まると捨てるのですが、その間取りを捨てるのが勿体無くて、スクラップを始めたんです。

編集長
例えば、どんな間取りが印象的ですか。

佐藤
想像力が刺激される間取りですかね。まず図面が理解出来ないというもの。「これって階段はどっちから登るの?」とか。判読するのに時間がかかってしまうものとか。バルコニーが100畳の物件などは、最初は気がつかなかったのですが、ベランダの枠の所に、省略マークが書いてあったのですが、そのマークを私は間取り図上では見た事が無いので、「この波模様はなんだろう?」と、じーっと見てみると、100畳って書いてあって(笑)

madori

間取り図に見慣れない記号が…

エミゾウ
間取図で省略マーク使うって、どれだけ広さがあるんだろう(笑)でも、大家さん自身は結構大真面目に、作っていると思うんですよね。

佐藤
多分そうでしょうね。超真面目に作っていて、更に工夫しているんですよね。

編集長
宅建業法的にも、きちんと掲載しなければいけないので苦肉の策なんでしょうね。
実際の縮尺でB4のチラシに納めるには、バルコニーに対して、超小さく部屋を書かなければいけなくなる(笑)地価の高い所だと、ぎゅうぎゅうに部屋を詰め込まないといけないし、建築上の規制もあるので、苦肉の策で、変な間取りになってしまうのが多いんだと思うんですよね。

佐藤
そうですね、あと、単身者向けの方が変な間取りは多いです。やっぱりファミリーだとあんまり冒険出来ないんでしょうね。その点、単身者向けの賃貸は粒揃い(笑)

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