2016.09.22

不動産投資を学ぶ本:不動産投資「やっていい人、悪い人」・稼げる超ソーシャルフィルタリング

大盛況な不動産投資業界。みんな夢見て参入する人も多いですが、そもそも不動産投資って万人に向いている投資なんでしょうか?今回はそんな疑問に対する書籍をご紹介です。そして、メルマガなどで不動産投資の情報があふれていて、メールの整理だけでも大変だという方も多いはず。そんなあなたへの整理術をお伝えする本も。

不動産投資を学ぶ本:不動産投資「やっていい人、悪い人」・稼げる超ソーシャルフィルタリング

(この記事は満室経営新聞4号・2010年7月に掲載された記事「発行人&編集長の「今月の1冊」の記事です)

発行人コテツと、編集長けいすけが、毎月お勧めの1冊をご紹介。ジャンルに限らず、全ての大家さんに読んでもらいたいものを選んでいます。書籍選びはどうしても特定の傾向に偏ってしまうもの。ふたりの書評が新しい本との出会いのお役に立てれば幸いです。

不動産投資「やっていい人、悪い人」:長嶋修著(講談社)

不動産投資「やっていい人、悪い人」
不動産投資「やっていい人、悪い人」長嶋修著(講談社)

発行人コテツの1冊
独立系不動産コンサルタントによる不動産投資に関する書籍。これから不動産投資を考える初心者向けに書かれているため、説明が平易で、なおかつ不動産に係る全体像が把握し易い構成となっています。今後、「不動産投資を考えたら、まず最初に手に取る一冊」になりそうです。

特徴的な考え方として、「不動産の知識が人生を左右する」「不動産投資は万人向けではない」「不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン」がベースになっています。特定のノウハウに重きを置いている訳ではないので、体系的学習の第一歩に最適な内容です。

体系的になっているが故に、深いところまで言及できる分野は少ないので、初心者以外には、物足りないように思うかもしれません。しかし、読後の感想としては、初心者以外の方でも、以下の2点において十分読むに値する内容となっています。物件(アパート・マンション)の見方に関する点、及び不動産のマクロ的考察に関する点です。

第6章、第7章は、建物に関する内容が良くまとまっています。賃貸経営を長くやっていても、物件(建築)の知識が豊富な大家さんは意外と多くないし、知識を学ぶ機会も少ないこともあり、この二つの章が参考になります。

また、本書では民主党の住宅政策や、国土交通省の住宅政策についてまで触れています。マクロ経済に触れた不動産書籍は今まで少数あったものの、国の政策についてまで言及しているのは珍しいです。著者は今後、国の住宅政策の動きが大転換する可能性を、「ゲームのルールというより、ゲームそのものが変わっていく大転換期になる」と指摘しています。

稼げる超ソーシャルフィルタリング:堀江貴文著(青志社)

稼げる超ソーシャルフィルタリング
稼げる超ソーシャルフィルタリング:堀江貴文著(青志社)

編集長けいすけの1冊
ホリエモンこと堀江貴文さんは、ライブドア社長時代に1日5千通ものメールを処理していることで有名で、メール術についての書籍も出していましたが、今回ご紹介する書籍はその続編です。

本書は大きく分けて、「iPhone」「Gmail」「メーリングリスト」について書かれているのですが、前のふたつを実践するだけで、確実に書籍の元が取れる内容です。特にGmailについてはその利便性(どのPCからでもメールが読めること、検索力、カスタマイズのし易さ)やセキュリティなど、今ではOutlookなどのメールソフトを使う理由がまったく見あたらないことが本書を読むと理解できます。(普通のプロバイダメールも、Gmailを使って送受信できます)

ぼくは5月の初旬からGmail、中旬からiPhone、月末にiPadと立て続けに便利なアイテムを使い始めましたが、一気に効率化が進んだためにメールの処理が早くできすぎてしまい、一時的に仕事が減ってしまったように感じたくらいです。

書籍は新書サイズでページ数も薄く、さらには図解部分が多いので一瞬で読めてしまうことから、Amazonなどでは評価が高くありません。しかし、本としての読み応えより得られる結果の方がはるかに重要ですし、ホリエモンもそういうことを考えて薄い本にしたのかもしれません。普段メールを使ってお仕事や不動産活動をされている方には必読であると思いました。

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